リース契約の流れ
リースでは、設備を使う会社と販売する会社だけでなく、リース会社が取引に加わります。そのため、購入よりも登場する契約関係が多くなります。
利用企業が設備を選び、リース会社がその設備を購入して貸し出すという順で、関係する会社の役割を見ていきましょう。
設備を選ぶ
用途と機種を決める必要な設備・仕様を相談し、見積を確認
申込・審査
導入条件を確認する利用企業が申込み、リース会社が審査
契約を結ぶ
2つの契約を締結リース契約
売買契約
設備を納品
設備が利用企業へ届く選定した設備を納品
受領・利用開始
設備を確認して利用へ検収後に借受証を発行
借受証を受領し、開始を確認
契約書署名日・納品日・支払開始日が同一とは限りません。
設備・仕様・販売会社の選定
ファイナンス・リースでは、利用企業が必要な設備を選ぶのが基本です。
たとえば複合機であれば、印刷速度、給紙構成、スキャン機能などを販売会社と確認し、導入する機種や構成を決めます。
利用企業が選定した物件を、リース会社が販売会社から取得する形が一般的です。
リースの申込みと審査
設備と金額が固まったら、その内容をもとにリースの申込みを行います。
相談を始める段階では、設備の用途と希望する台数・導入時期を伝えれば、仕様や見積もりを詰める手がかりになります。申込みに必要な見積書や企業情報などの書類は、契約先の案内に沿って用意することが大切です。
リース会社は、契約内容や申込企業の状況などを確認したうえで、契約できるかを判断します。必要書類や確認項目、審査にかかる期間は、リース会社や契約内容によって異なります。
ここで大切なのは、販売会社から設備を買えることと、リース契約を利用できることは別の判断だという点です。
設備がリース対象になり得る場合でも、契約条件や審査によって利用できないことがあります。
リース契約と売買契約
リースを利用する場合、契約関係は主に二つです。
- 利用企業とリース会社とのリース契約
- リース会社と販売会社との売買契約
利用企業はリース会社にリース料を支払い、リース会社は販売会社から設備を購入します。
リース会社が設備を購入し、お客様へリースします。
設備の納入先は利用企業ですが、購入者はリース会社です。
この関係を理解しておくと、なぜ設備の所有者がリース会社になるのか、なぜ契約終了時に利用企業が自由に処分できないのかが分かりやすくなります。
納品時の確認と利用開始
契約後は、販売会社から利用企業へ設備が納品される流れです。
納品時には、契約した物件と実際に納入された物件が合っているか、数量や仕様に問題がないかが確認点です。
リース会社によっては、利用企業が物件を受け取ったことを示す書類を提出し、その確認をもってリース開始となる運用があります。
納品時は機種・数量・状態を確かめ、契約先の手続きに従って物件借受証などを提出します。開始日、最初の請求対象期間と支払日は、契約書や請求案内が確認先です。
そのため、「契約書に署名した日」「設備が届いた日」「リース料の支払いが始まる日」が必ず同じとは限りません。実際の開始日は契約条件を確認します。
リース契約と保守契約
複合機やIT機器では、設備そのもののリース契約とは別に、保守やサポートの契約を結ぶことがあります。
複合機なら、機器本体のリース料と印刷枚数などに応じた保守料金が別契約かどうかも確認点です。
本体の利用料と保守料金を分けて把握しておくと、契約を見直す際にも、それぞれの費用や終了条件を確かめやすくなります。
契約前に次の内訳を分けて確認しておくと、導入後の費用を把握しやすくなります。
- リース料に含まれるもの
- 保守契約に含まれるもの
- 消耗品や通信費など別途発生するもの
契約前の5つの確認事項
契約の流れを理解したら、少なくとも次の5点を押さえておきましょう。
- 何をリースするのか
- 契約期間は何年か
- 月額だけでなく総支払額はいくらか
- 中途解約や入れ替えはどのような扱いか
- 契約終了時に返却・再リース・その他の選択肢がどう定められているか
ここまで分かれば、リース契約を単なる「月払い」ではなく、一定期間の設備利用契約として捉えられるようになります。
Q-bicソリューションズへの相談の流れ
当社では、設備内容や導入条件を確認したうえでリース見積を作成し、契約手続きを支援します。設備導入後についても、対象機器の保守で連絡・調整が必要な場合には支援します。