集中荷重

読み方:しゅうちゅうかじゅう

狭い部分へ集中してかかる荷重です。机上の機器の小さな脚、家具の脚先、棚の一部へ集めた重い物などで生じます。構造を考える際には、狭い接触範囲へかかる力を、一つの位置に作用する力として捉えることがあります。

機器の本体が大きくても、支えるのが数本の小さな脚なら、天板へ力が伝わる場所は脚の部分です。底面全体へ均等に荷重がかかる状態とは異なります。同じように、家具の外形が広くても、床との接点が脚先だけなら、その部分が重さを受けます。

同じ物を限られた位置へまとめ、荷重が一部に集まる状態を示しています。
同じ物を限られた位置へまとめ、荷重が一部に集まる状態を示しています。

等分布荷重は対象面へ均等に力が分散する状態です。集中荷重では、力が集まる位置と板を支える位置の関係によって、たわみや局所的な負担が変わります。同じ重さでも、板の中央に置く場合と、支持部に近い位置に置く場合では、構造が受ける状態が異なります。

家具に載せられる重さと、床が受けられる荷重も別の条件です。内容物の重さは棚板から本体へ、本体から脚を通じて床へ伝わります。集中荷重は、その経路のどこに力が集まるかを捉える言葉で、総重量だけでは表せない載せ方や接触部分の違いを示します。

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