固定席とフリーアドレスの家具選び
固定席は一人ひとりの席を決める使い方、フリーアドレスは利用者が空いている席を選んで使う働き方です。デスクの見た目だけでなく、機器の置き方や書類の保管先、席を使い終わった後の戻し方にも違いがあります。


固定席の机上環境と収納
固定席は、使う人の仕事に合わせて机上を整え、その状態を保ちやすいことが特徴です。モニター二台や専用の周辺機器を常設したり、ワゴンへ個人の書類を収めたりできます。
紙の資料を多く使う仕事や、作業に合わせた機器を置いておきたい席に向いています。座面や画面の位置も同じ設定で使えるため、毎回準備し直す手間を減らすことができます。
一人用デスクは、異動などで一席ずつ配置を変えたい場合に便利です。ベンチタイプでも、席を決めてモニターや収納を用意すれば、固定席として使うことができます。
フリーアドレスのデスクと個人収納
共有席では、使い終わったら私物や書類を片付け、次の人が使える状態へ戻します。机の引き出しへ個人の物を置き続けるより、パーソナルロッカーなどに保管先を分ける運用が向いています。
ノートパソコンを持ち込む席には、手元で使える電源や、つなぎ替えやすい接続口が便利です。モニターを常設する場合は、接続方法をそろえておくと、席を移っても同じ手順で使いやすくなります。
チェアや画面は、前の人の設定から合わせ直すことになります。必要な調整を短時間で操作できることも、共有席の家具を選ぶポイントです。
共有席への変更では、家具とともに運用ルールも検討します。Q-bicソリューションズ株式会社(以下、当社)では、レイアウトと運用ルールを含めた提案を行っています。今の席で困っていることや、変更後にどのように使いたいかを伺うところから、ご相談を受け付けています。
仕事に応じた席の種類
ノートパソコンで短時間の入力をするコンパクトな席、外部モニターを備えた席、資料を広く並べる席、一人で考えるための集中席など、仕事に合わせた場所を用意することができます。
複数モニターを使う仕事が一部に限られるなら、その用途の席だけ作業面や機器を充実させる方法があります。どの仕事をする人が、同じ時間帯にどれくらい使うかをもとに、席の種類と数を考えてみてください。

出社人数と必要な席数
席の共有によって空席を活用できますが、必要な席数は、平均の出社人数だけでは決まりません。曜日や会議日、部署ごとの出社予定によって、利用する人数が変わります。
たとえば、普段は10人でも、会議のある日は18人が同時に執務するなら、10席だけでは足りなくなります。出社が重なる日や時間帯の人数を把握し、集中席やモニター席などの利用も含めて配分することが大切です。
一部の部署は固定席を保ち、それ以外を共有席にする方法もあります。専用機器や紙の資料が多い仕事を無理に同じ運用へそろえず、業務に合わせた組み合わせを検討できます。