会議用チェアの選び方
会議室の椅子は、座る時間と、移動・収納の頻度に合わせて選ぶと使いやすくなります。長い会議を行う部屋には身体を支える椅子が、研修のたびに片付ける部屋には重ねて収納できる椅子が向いています。

会議の長さとチェアの機能
短い打ち合わせが中心なら、席へ出入りしやすく、必要な場所へ動かしやすい椅子が向いています。肘掛けのないタイプは、左右からの立ち座りを行いやすく、机の下へ収める際も肘の干渉を避けられます。
長い会議や研修には、背や太ももを支え、普段の作業姿勢で座りやすい椅子が適しています。パソコンや筆記を多く使うなら、テーブルに近づいた姿勢で試してみてください。
高さ調整や背もたれの動きを備えた会議用チェアもあります。

チェアの移動と収納方法
研修の後に机や椅子を片付ける部屋では、収納方式によって必要な場所と作業が変わります。
| 収納方式 | 片付け方と場所の考え方 |
|---|---|
| スタッキング | 椅子を上方向に重ねる。積んだときの高さと、運搬する方法を考える |
| ネスティング | 座面を跳ね上げ、前後に重ねる。重ねた脚数分の奥行きが必要 |
スタッキングは、限られた床面積へ椅子をまとめて置きたい場合に向いています。ネスティングは、キャスター付きなら持ち上げずに動かして重ねられるため、準備や撤収を繰り返す部屋で便利です。
保管場所には、必要な脚数を重ねたときの高さや奥行きが収まる広さが必要です。積み重ねられる上限や専用台車の要否は、その製品の指定に従ってください。
上に積む収納

座面を上げ、前後に重ねる収納

テーブルとの組み合わせと席間隔
「六人用」のテーブルでも、幅の広い椅子を三脚ずつ並べると、隣の椅子へ当たることがあります。天板の長さと椅子の外寸を合わせ、利用者の脚がテーブルの脚へ重ならない配置が必要です。
肘掛けは腕を支えるための部品ですが、天板に当たると椅子を十分に近づけられません。肘掛け付きなら、作業する位置まで椅子を寄せられる組み合わせが適しています。
壁際の席には、椅子を引いて立つ空間も残します。人が座った状態で後ろを通る部屋なら、着座と通行の場所を一緒に確保できる組み合わせを考えてみてください。