家具の寸法表はどこを見る?
カタログにあるW・D・Hだけを見ても、その家具が実際に使いやすいかまでは分かりません。家具選びでは、外側の大きさに加えて、足元や収納内部など「実際に使える寸法」と、扉やリクライニングなど「動かしたときの寸法」を見ます。寸法表のどこを確認すればよいか、家具ごとに整理します。

W・D・Hの意味
Wは幅、Dは奥行き、Hは高さを表します。まずは家具全体の大きさをつかみ、部屋に収まるか、周囲の家具と並べられるかを判断する手がかりにします。デスクなら天板の外形、収納なら設置面積や高さを把握できます。

- W幅(左右の方向)
- D奥行き(前後の方向)
- H高さ(床からの方向)
外寸と使える寸法の違い
幅1200mmのデスクでも、足元に1200mmすべて使えるとは限りません。脚、補強部材、配線部品、ワゴンなどがあるためです。デスクなら脚間寸法、収納なら内寸、チェアなら座面寸法や調整範囲など、用途に関係する寸法を追加で確認します。
デスクの天板下の寸法と構造
天板寸法だけでなく、脚間、天板下の高さ、配線部品の位置、天板裏の構造が使い方に影響する場合があります。モニターアームを取り付けたい場合は、固定する部分の形状や周辺部材との干渉も確認します。
チェアの寸法と身体・デスクの関係
チェアでは全体のW・D・Hに加えて、座面の高さ・幅・奥行、肘掛けの高さ、背もたれやリクライニングの可動範囲などが重要です。デスクとの組み合わせでは、肘掛けが天板下へ入るか、後方へ倒したときに壁や通路へ影響しないかも見ます。
収納の内寸と開閉に必要な空間
収納本体が置けても、開き戸や引き出しを使うための前方空間が不足すると使いづらくなります。収納は本体寸法、内部寸法、開閉に必要な空間の3つを分けて考えます。
可動家具の最小・最大寸法
昇降デスク、リクライニングチェア、折りたたみ家具などは、停止時の一つの寸法だけでなく、可動範囲全体を確認します。周辺設備やケーブルとの干渉が起きないかも使用時の状態で考えます。

- 1外寸:家具全体の大きさ
- 2内寸:収納に使える内側の大きさ
- 3使用時:開いた扉と取り出す人の空間
まとめ
寸法表は数字を覚えるためではなく、自分の使い方と家具が合うかを確認するために使います。「外側の寸法」「使える部分の寸法」「動かしたときの寸法」の3つに分けると判断しやすくなります。