オフィス家具を購入する前の最終チェック

候補が決まったら、実際に使う状態を想定して注文前の確認をしましょう。用途、寸法、組み合わせ、配線、搬入、運用、保守、将来の変更まで、順に点検しましょう。

家具・人・PC・収納が揃った導入前確認シーン
執務席、会議室、収納、打ち合わせ席を配置したオフィス

1. 用途と利用者

誰が、どの作業に、どのくらいの時間使うかが、最終判断の基準です。固定席用に選んだ家具を共有席で使うことになったなら、個人の機器に合うかだけでなく、利用者が替わっても調整・収納できるかを見直す必要があります。

2. 外寸と使用時の空間

外寸が収まることに加え、デスクの足元、チェアを引く範囲、収納の扉を開ける場所、会議テーブルで人が座る場所が必要です。家具を使っている人と通行する人の場所を確保できない場合は、注文前にサイズや配置を見直してください。

3. 家具同士・機器との組み合わせ

デスクとチェア、ワゴン、モニター、アーム、収納は、組み合わせた状態で条件を満たす必要があります。肘掛けが天板に当たらない、ワゴンを入れても足元が残る、アームが天板の取付条件に合う、といった点が選ぶ基準です。

4. 電源・配線・映像音響機器・建築設備

家具の配置は、コンセント、ネットワーク、画面・カメラの位置と、空調、換気、センサー、消防設備の働きを両立する必要があります。家具を置いた結果、設備を使えない・妨げる配置にならないことが導入の条件です。建物ごとの適合は、配置案と製品仕様を建物管理者や専門担当者に示して確認してください。

5. 搬入・設置条件

入口、廊下、エレベーターを通って設置場所まで運べるか、大きな家具には分解・組立の条件があるかを確認してください。転倒・落下・移動への対策と、避難経路を妨げない配置も必要です。具体的な搬入・設置計画は、販売・施工担当者と相談して決めておきましょう。

入口の寸法確認
入口の有効幅を測り、搬入する家具や梱包の寸法と照らし合わせます。

6. 操作・調整・日常運用

必要な機能とともに、利用者が毎日扱えることも家具選びの基準になります。共有席は調整方法が分かること、収納は鍵を管理できること、可動家具は予定する頻度で移動できること、素材は日常の清掃方法に合うことが、それぞれ選ぶ条件です。

7. 保守・保証・部品

可動部や張地は、使い続けるうちに交換・修理が必要になる場合があります。使い続けたい期間を踏まえ、交換できる部位と部品の供給条件を比べてください。保証の対象範囲や期間、対象外となる使い方は製品ごとに異なるため、メーカーの条件で判断します。

8. 将来の変更

増員・減員、部署変更、移転、席の運用変更を見込むなら、その変更に必要な連結・増設・移動・再配置へ対応できる製品が向いています。一席ずつ動かしたいのか、席のまとまりを増やしたいのかまで具体化すると、将来のために付ける機能を必要な範囲に絞れます。

9. 資料では判断しにくい項目

資料で候補を絞った後は、座り心地、操作感、色や素材の見え方が最終比較の対象です。チェアは調整後も身体に無理な当たりがないか、操作は普段使う設定へ迷わず変えられるか、色や素材は導入先に近い光の下で望む見え方になるかを基準にできます。

チェアへの試座、張地見本への接触、肘掛けの確認

10. 必須条件と希望条件

業務に欠かせない必須条件と、あれば便利な希望条件を分けておきましょう。必要な作業面を確保できる寸法を優先し、追加機能にはどこまで費用をかけるかを決めて比べましょう。

見積をご相談の際は、整理した必須条件と希望条件、使う人数や作業内容をお知らせください。候補が決まっている場合は、その仕様と数量もお知らせください。Q-bicソリューションズ株式会社(以下、当社)では、家具・レイアウトの相談と見積を無料で受け付けています。

固定高デスクと昇降デスクなど、異なる家具の候補を比べる人
  • 必須条件の例:設置場所の寸法に収まる
  • 希望条件の例:高さを変えて使える

まとめ

用途、寸法、家具や機器の組み合わせ、周囲の空間、設備、運用、保守、将来の変更を一通り確認しましょう。自社で実際に使う条件に合っているかを確かめてから注文してください。

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