オープン書庫
読み方:おーぷんしょこ
前面に扉を設けず、棚の中が開かれた書類用の収納です。ファイルの背表紙が見え、扉を開く操作をせずに取り出せます。複数の人が頻繁に参照する共用資料などに使われます。

保管物の位置が常に見えるため、棚の区画やラベルと組み合わせて、必要な資料と戻す場所を示せます。一方、扉で内部を覆う構造ではないため、視線やほこりを遮る働きはありません。
開き戸が動く前方の空間は不要ですが、棚の前に人が立ち、ファイルを引き出す場所は使います。また、可動棚を備える場合には、棚板の位置を変えて内部の高さを調整できます。ファイルの高さと棚の区画の高さが同じでも、指を掛けたり持ち上げたりする動作には、別の余裕が必要です。
扉の有無と、棚板が支えられる重さは異なる特徴です。書類を密に並べると棚へ大きな荷重がかかり、棚板一枚の耐荷重と本体全体の条件も別になります。オープン書庫は収納の前面を開いた構成を表す言葉で、棚や支持部の構造まで一律に定めるものではありません。