片袖机

読み方:かたそでづくえ

天板下の左右どちらか一方に、引き出し収納を備えた机です。この収納部分を「袖」と呼びます。書類や文房具を手元にまとめる収納と、作業用の天板が一体になっています。

片側に引き出し収納を備えた片袖机の例です。
片側に引き出し収納を備えた片袖机の例です。

引き出しは、浅い段に筆記具や小物、深い段にファイルなどを収納する構成が代表的です。段数や深さ、仕切りの有無によって入れられる物が変わります。袖のない側が主な脚元の空間となるため、座る位置は天板全体の中心から左右どちらかへ寄る場合があります。

平机に独立したワゴンを入れた構成と似ていますが、片袖机では収納位置が机の構造として決まっています。ワゴンのように日常的に左右へ移したり、机下から引き出して別の場所へ運んだりする収納とは異なります。個人の作業場所と収納を、一つの家具として扱う形です。

「右袖」「左袖」という呼び方は、袖収納を備える側を表します。製品の図面では、天板の外寸に加えて、袖と反対側の脚との間にある有効幅が示される場合があります。天板の幅と、実際に椅子や脚を入れられる幅が異なることも、片袖机の構造上の特徴です。

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