引き違い書庫
読み方:ひきちがいしょこ
複数の扉を左右へスライドさせて開く書庫です。扉が手前へ大きく張り出さないため、通路に面した収納などで使われます。
一般的な二枚扉の構成では、一方の扉を動かすと、もう一方の扉へ重なります。左側か右側のどちらかを開くため、正面全体を同時に開けることはできません。複数枚の扉を使って開口を広げる構成もあり、開く範囲は扉の枚数やレールの構造によって変わります。

両開き書庫は、左右の扉を手前へ回転させる方式です。引き違い式は回転する扉のための空間を使わない反面、開口部に重なった扉が残ります。棚の内部に収まる大きさの箱でも、その入口を通せるとは限らず、内寸と有効開口寸法が異なる意味を持ちます。
扉の下部にはレールなどの部材があり、最下段の収納物を出し入れする際には、その高さも関係します。前へ張り出す扉がないことと、収納の前に空間が不要であることも別です。引き違い式でも、人が立ってファイルを抜き取る場所は必要です。