吸音パネル

読み方:きゅうおんぱねる

吸音する材料や構造を、壁面や天井、間仕切りなどに使いやすいパネル状にしたものです。室内で反射する音を抑え、声や物音の響き方を整えるために用います。

内部に細かな隙間を持つ吸音材を入れ、音が通る布などで表面を覆う構造があります。また、穴を開けた面材と、その背後の空間などを組み合わせる構造もあります。表面の色や形だけでなく、内部の材料と空気の動き方が、吸音の働きに関係します。

壁面や自立するパネルに吸音材を用いた設置例です。画像から吸音率は判断できません。
壁面や自立するパネルに吸音材を用いた設置例です。画像から吸音率は判断できません。

壁に取り付ける、天井からつるす、脚を付けて自立させるなど、設置する形はさまざまです。同じ面材でも、背後に空気層があるか、どのように支持されているかによって、吸音しやすい周波数は変わります。室内全体への影響は、パネルの性能だけでなく、使った面積や配置との組み合わせで決まります。

空間を区切るパーティションと、吸音するパネルは同じ分類ではありません。両方の役割を持つ製品もありますが、吸音パネルの主な働きは、当たった音の反射を減らすことです。パネルの上や横を回り込む音の経路は残るため、壁や扉で囲った部屋の遮音とは異なります。

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