バリアフリー
読み方:ばりあふりー
移動、情報の理解、施設の利用などを妨げる障壁を取り除く考え方です。段差や狭い通路といった物理的な障壁に限らず、案内の分かりにくさや情報の受け取りにくさも対象になります。
オフィスの例では、入口の段差、家具で狭くなった通路、近づきにくい受付などが、移動や利用の妨げになります。入口を通れても、その先の通路や目的の席へ進めなければ、施設全体を利用できるとはいえません。移動経路と、その先にある家具や設備を使うための空間はつながっています。

車いすの利用では、通り抜ける幅に加えて、向きを変える場所や、机へ近づくための足元の空間が関係します。情報の面では、音声だけの呼び出しや色だけの案内などが、利用者によっては伝わりにくさにつながります。複数の伝え方を組み合わせることも、障壁を取り除く方法です。
ユニバーサルデザインが、多様な人の使いやすさを初めから想定する考え方であるのに対し、バリアフリーは利用の妨げとなる障壁を取り除くことを重視します。用語としての意味は幅広く、個別の建物が法令や基準に適合しているかという判定とは区別されます。