ユニバーサルデザイン
読み方:ゆにばーさるでざいん
年齢、身体の特性、使い方などの違いを踏まえ、できるだけ多くの人が利用しやすい製品や空間を目指す考え方です。特定の利用者への対応を後から加えるだけでなく、初めから多様な人が使うことを想定します。
オフィスでは、高さを変えられる机、立った姿勢と座った姿勢の両方で使える受付、握りやすい取っ手などが例になります。一つの形を全員に当てはめることだけが共通利用ではなく、調整したり、複数の使い方から選んだりできることも含まれます。

対象は、家具の寸法や身体の動作だけではありません。案内の文字を読み取りやすくする、操作部の役割を分かりやすくする、色だけでなく文字や形も使って情報を伝えるなど、理解や判断のしやすさも関係します。初めて訪れた人が目的の場所を見つけ、設備を使い、退出するまでの一連の過程が対象です。
バリアフリーは、移動や利用を妨げる障壁を取り除くことを重視します。ユニバーサルデザインは、初めから多様な利用者を想定して設計します。両者は対立するものではなく、現在ある障壁の解消と、幅広い利用者を想定した設計は組み合わせて進められます。