CO2濃度
読み方:しーおーつーのうど
空気中に二酸化炭素がどれだけ含まれているかを表す値です。CO2は二酸化炭素の化学式です。室内ではppmという単位がよく使われ、1,000ppmは体積比で0.1%に相当します。
人の呼吸によって二酸化炭素が発生するため、オフィスや会議室では、在室人数と換気量の関係を考える指標として使われます。人数が増えると発生量が増え、外気との入れ替えによって濃度は変化します。外気の濃度、在室時間、室内での空気の混ざり方にも影響されます。
日本の建築物環境衛生管理基準には、二酸化炭素の含有率を1,000ppm以下とする値があります。対象建築物や設備、測定方法などの適用条件があり、基準との比較には一日の使用時間中の平均値を用います。すべての場所の瞬間値を、そのまま同じ条件で判定するものではありません。
呼気が直接当たる場所や、外気の吹出口の近くでは、部屋全体とは異なる値が出る場合があります。また、CO2濃度は粒子、におい、VOCなどを直接測っているわけではありません。換気を考える指標の一つですが、1,000ppm未満なら感染や室内空気の問題がないという安全の境界値ではありません。