ファシリティマネジメント
読み方:ふぁしりてぃまねじめんと
建物、設備、空間と、その利用・運営を一体として管理する取り組みです。略してFMとも呼ばれます。施設を維持するだけでなく、事業やそこで働く人にとって、どのような施設が必要で、それをどう使い続けるかを考えます。
設備の保守や清掃、安全管理に加え、席や会議室の配分、利用状況、費用、将来の変更なども対象になります。管理するのは建物という物だけではなく、そこで行われる仕事やサービスとの関係です。家具の導入や移転、設備更新も、使用する期間や運営の条件と結び付けて捉えます。
例えば「会議室が足りない」という状況では、部屋数だけでなく、利用人数、利用時間、予約と実際の使用の差などを扱います。大きな部屋を少人数で使うことが多いのか、特定の時間帯に利用が集中しているのかによって、施設の不足の意味が変わります。
レイアウトが主に家具や機能の配置を表すのに対し、ファシリティマネジメントは、なぜその空間が必要か、いくらかかるか、どのように運営するかまで含みます。空間の使いやすさ、必要な機能、費用などを別々に見るのではなく、事業に必要な条件の中で管理し、利用後の状況を次の計画へ反映する取り組みです。