稼働率

読み方:かどうりつ

席や会議室などが、利用可能な時間や数量に対して、どの程度使われたかを表す割合です。オフィスでは時間を基準にした値がよく使われますが、対象や計算方法によって意味は変わります。

会議室の実利用時間を基準にする場合は、「実利用時間÷利用可能時間×100」で求めます。利用可能な8時間のうち4時間使われた部屋なら、時間稼働率は50%です(例)。予約が6時間入っていた場合、予約時間を基準にした割合は75%になります。予約と実際の利用は別の状態なので、同じ部屋でも値が異なります。

部屋が何時間使われたかと、定員に対して何人が利用したかも異なる指標です。大きな会議室を一人で長時間使う場合、時間稼働率は高くても、部屋の広さに対する利用人数は少ない状態です。稼働率という名称だけでは、時間、席数、人数のどれを基準にしているかは分かりません。

数値は、観測期間や利用可能時間にも影響されます。営業時間が違う施設や、予約できない時間を含む集計では、同じ利用時間でも割合が変わります。また、平均稼働率が低くても、特定の時間帯に利用が集中する場合があります。稼働率は場所の使われ方を表す指標であり、その場所の必要性を単独で決める数値ではありません。

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