転倒防止
読み方:てんとうぼうし
地震や衝突などによって家具が倒れる危険を抑える対策です。オフィスでは書庫、ロッカー、背の高い収納などに関係します。家具を固定する方法だけでなく、置く位置や収納物の入れ方も含みます。
家具は、倒れるほかに、床を滑る、キャスターで移動する、扉や引き出しが開くなどの動きをする場合があります。内部の物が落ちることもあり、それぞれの動きに対応する部品の役割は異なります。キャスターのストッパー、扉を保持するラッチ、建物へ固定する金具は、同じ働きをするものではありません。

固定の効果には、金具だけでなく、取り付け先の壁の下地や固定位置、家具側の構造が関わります。家具同士を連結することと、家具を建物へ固定することも異なる方法です。見える位置に金具があることだけで、安全性が決まるものではありません。
高い位置に重い物が集まると、家具の重心や揺れた際の動きに影響します。また、出入口や通路の近くにある家具は、倒れた後の通行にも関係します。転倒防止は、家具の動きを抑えることと、人や避難経路への影響を減らすことを組み合わせた対策です。