避難経路
読み方:ひなんけいろ
火災などの非常時に、室内から安全な場所へ移動するための道筋です。執務席から出入口、廊下、階段などへつながる経路を含みます。普段よく通る動線と重なる場合もありますが、非常時の避難に使う役割を持ちます。
経路は、一本の線だけでなく、人が通れる幅や、扉を開けて進める空間を含みます。机、椅子、収納、個室ブースなどの配置が変わると、通れる場所や曲がる位置も変わります。図面上で家具の間に隙間があっても、椅子や引き出しが出ている状態では使える幅が小さくなる場合があります。
出入口の開閉、誘導表示の見え方、防火設備の動作なども関係します。必要な経路や寸法の条件は、建物の用途、規模、区画などに応じて異なります。一般的な家具の配置寸法を、そのまま個別建物の法的な適合判断に使うことはできません。
地震で家具が倒れたり、荷物が落ちたりすると、普段は通れる場所がふさがる場合もあります。避難経路は、日常の移動のしやすさだけでなく、非常時にも出入口から先へ移動できる道筋として扱われます。