調光・調色の用語
調光
読み方:ちょうこう
照明から出る光の量を変える機能です。机上を明るくする、昼光が多い時間帯に照明の出力を抑えるなど、利用する場面に応じて光量を変えます。光の色みを変える「調色」とは異なる機能です。
光量を滑らかに変える連続調光と、いくつかの明るさから選ぶ段階調光があります。人がスイッチなどで操作する方式のほか、明るさセンサーや時刻に合わせて自動で制御する方式もあります。光量を下げられる範囲には下限があるため、最も暗い設定と消灯は別の状態になる場合があります。

操作表示が50%になっていても、消費電力がちょうど半分になることや、人が半分の明るさに感じることとは一致しません。表示の基準、器具の動作、視覚の感じ方が別の関係を持つためです。
調光は、照明器具、電源装置、調光器や制御システムの組み合わせで行われます。調光に対応しない光源もあり、単に外側のスイッチを替えれば同じように動く仕組みではありません。調光と調色の両方を備える器具では、光量と色みをそれぞれ調整できます。
調色
読み方:ちょうしょく
照明が出す光の色を変える機能です。白色照明では、暖かみのある色から青白い色まで、色温度を調整する機能を指すことが多くあります。光の量を変える調光とは、操作する内容が異なります。
代表的な方法では、色温度の異なる光源を組み合わせ、それぞれの出力を変えて光を混ぜます。暖かい色の光を多くするか、白く青みのある光を多くするかによって、全体の色みが変わります。調整できる範囲や段階は、光源と制御の構成によって異なります。

白色の色温度を変える機能と、赤・緑・青などを組み合わせて多彩な色をつくる演出用の機能は、同じ範囲を表すものではありません。また、調色の設定を変えた際の光量や演色性は、器具の設計によって変わります。
会議や休憩などの利用場面に合わせて室内の色みを切り替えたり、時間帯に応じて自動制御したりする用途があります。色が変わると家具や壁の見え方にも影響しますが、色温度だけで特定の健康効果や作業効率が決まるわけではありません。