塩ビタイル

読み方:えんびたいる

塩化ビニル樹脂を主な材料としてつくる、タイル状の床材です。木目柄、石目柄、単色などがあり、オフィスの受付、通路、休憩スペースなどに使われます。石に似た模様でも、陶磁器や天然石のタイルとは異なる樹脂系の材料です。

意匠を持つ層と表面を保護する層などを重ねた構造をはじめ、複数の種類があります。表面に細かな凹凸や光沢を付け、模様と組み合わせて質感を表します。柄が同じでも、表面層や厚さなどによって、摩耗や汚れに対する性質は変わります。

木目柄の塩ビタイルを並べた床と、一枚の部材の例です。木材そのものではありません。
木目柄の塩ビタイルを並べた床と、一枚の部材の例です。木材そのものではありません。

タイルカーペットは繊維を表面に使うのに対し、塩ビタイルは樹脂系の表面を持ちます。同じ塩ビ系の床材でも、長尺シートはより広い連続した面として敷きます。塩ビタイルは、一枚ずつ色や並べ方を変え、模様や空間の区分をつくれる構成です。

分割して敷くため、一枚ごとの間には目地があります。樹脂の表面が水の影響を受けにくいことと、目地や壁際を含む床全体が防水になることは別です。床の仕上がりには、タイル自体に加えて、接着層や下地、周辺とのつなぎ方も関係します。

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