差尺

読み方:さじゃく

机の天板上面と、椅子の座面との高さの差です。「天板上面の高さ-座面高」で求められ、机と椅子を組み合わせたときに、作業面が身体に対してどの高さに来るかを表します。

天板上面が床から720mm、座面が430mmなら、差尺は290mmです(例)。天板を変えずに座面を450mmへ上げると、差尺は270mmになります。座面が上がることで身体に対する机の位置が低くなるためです。反対に、座面を変えず天板を上げると、差尺は大きくなります。これらは寸法関係の説明で、誰にでも合う推奨値ではありません。

差尺は天板上面と座面の高さの差です。天板720mm・座面430mmなら差尺290mmになります(例)。図は寸法関係を示す模式図です。
机を横から見て、天板上面と椅子の座面の間に差尺の寸法線を引いた図。

同じ差尺でも、紙への書き込みとキーボード操作では、手や腕を置く位置が異なります。キーボードの厚み、座面の沈み込み、身体の寸法なども、実際の作業姿勢に影響します。差尺は机と椅子の高さの関係を表す指標で、座り方や作業内容をすべて一つの数値にまとめたものではありません。

また、差尺は天板の上面と座面との関係です。天板の下に厚い引き出しや補強材がある場合、太ももを入れられる空間は別に小さくなります。作業面までの高さを示す差尺と、身体を入れる下肢空間は、異なる位置を対象にした言葉です。

←もどる