ガス昇降

読み方:がすしょうこう

ガスシリンダーの力を利用して、椅子の座面などの高さを変える仕組みです。一般的なオフィスチェアでは、レバー操作で上下できる状態へ切り替え、座面にかける荷重によって高さを変えます。

一般的な構造では、座面から体重を抜いてレバーを操作すると上がり、体重をかけて操作すると下がります。レバーを戻すと、その位置を保持します。モーターで上下させる電動方式とは異なり、シリンダー内のガスの圧力と、座面にかかる重さの関係を利用します。

レバー操作で座面の高さを変える椅子の例です。内部構造や分解方法を示す図ではありません。
レバー操作で座面の高さを変える椅子の例です。内部構造や分解方法を示す図ではありません。

ガス昇降は座面の高さを変える機能です。背もたれや座面を傾けるロッキングとは、動く方向と役割が異なります。操作部が近くに配置されていても、座面高の調整と傾きの調整は別の機構です。上げ下げできる距離は、シリンダーの伸縮範囲などによって決まります。

ガスシリンダーは内部に圧力を持つ部品で、分解や加工をして扱うものではありません。外観が似ていても、取付寸法や伸縮範囲が異なる場合があります。椅子では、座面や脚の構造に対応したシリンダーを組み合わせ、身体と机との高さの関係を変えるために使います。

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