ネスティング
読み方:ねすてぃんぐ
家具を互いに入り込ませ、主に前後方向へ重ね合わせる収納方法です。椅子の座面やテーブルの天板を跳ね上げ、脚が重なるように近づける構成が代表的です。
キャスター付きの家具では、座面や天板を収納位置へ動かした後、床を転がして次の家具へ重ねます。上下へ積むスタッキングと比べ、家具全体を持ち上げずにまとめられる点が異なります。会議や研修などで、使用する配置と収納する配置を切り替える場面に使われます。

重ね合わせた際、二台目以降を追加するごとに増える間隔は「ネスティングピッチ」と呼ばれます。一台分の収納奥行きに、この間隔を加えて全体の奥行きを求めます。一台が600mm、追加一台ごとに150mm増える構造なら、五台の収納奥行きは600+150×4=1200mmです(例)。実際のピッチや外形は製品によって異なります。
スタッキングが主に上方向の空間を使うのに対し、ネスティングでは家具の列が床面上に長くなります。収納された列から一台を出す際にも、引き出して向きを変える空間を使います。折りたたみ機能は形を変える仕組みで、ネスティングはその形を利用して重ねる方法です。