デスク配置の用語
対向式レイアウト
読み方:たいこうしきれいあうと
机を向かい合わせに並べる配置です。複数の机をまとめて、島のようなまとまりをつくる形が代表的です。着席した人が互いに正面を向くため、同じチームの席を集める配置などに使われます。

相手の様子が視界に入り、声をかけやすい一方、正面の人の動きや視線も入りやすくなります。机上にパネルを立てる構成では、互いの手元や画面を見えにくくできます。パネルの高さによって、座ったときに見える範囲と、立ったときの見通しは変わります。
向かい合う机の中央は、モニターの背面や配線をまとめる位置にもなります。共通の配線ダクトやパネルを設け、それぞれの作業面を中央から左右へ展開する構成があります。机の島の外側が通路になり、席の位置によって通路までの出入りの仕方が変わります。
同向式レイアウトは全員が同じ方向を向く配置、背面対向式レイアウトは利用者が背中合わせになる配置です。対向式は、利用者同士が正面で向き合う点が異なります。いずれも机の向きや並べ方を表す言葉で、固定席にするか、複数の人で共用するかという座席運用とは別です。
同向式レイアウト
読み方:どうこうしきれいあうと
利用者が同じ方向を向くように、机を並べる配置です。研修室で前方のスクリーンや説明者を見る場合や、執務席の向きをそろえる場合に使われます。

全員の正面が共通の方向へ向くため、説明を見る方向と机上で作業する方向が一致します。向かい合わせの席とは異なり、正面に別の利用者の顔が来る配置にはなりません。複数列を前後に並べる場合は、前の席や柱が視線に重なることがあり、同じ向きでも全員から同じ範囲が見えるとは限りません。
執務室では、前の人の背後に次の机が来る構成になります。前の席の画面が後ろから見える場合もあり、顔同士が向かい合わないことと、画面の情報が見えにくいことは別です。また、前後の列の間が、着席や立ち上がり、席への出入りに使われます。
対向式レイアウトは互いに向き合って作業する配置で、同向式は共通の方向へ向かって作業する配置です。研修では、説明を聞く間は同向式、グループで話し合う間は向かい合わせに机を動かすなど、活動に応じて配置を変える場合もあります。
背面対向式レイアウト
読み方:はいめんたいこうしきれいあうと
着席した人同士が背中合わせになるように、机を配置する方式です。それぞれが外側を向いて作業し、近くの相手と話すときは、椅子や身体の向きを変えます。

対向式のように正面で視線が重ならないため、自分の作業面へ向いた状態をつくれます。その一方、同じ空間の近い位置で働くため、振り向いて相談する使い方もできます。中央や近くに共用テーブルを置き、個人作業と資料を広げる相談を、別の場所で行う構成もあります。
利用者同士の背中側には、着席や立ち上がりのための空間が生まれます。双方が同時に椅子を引くと、椅子同士の距離が縮まります。その間を通路としても使う場合には、椅子の動く範囲と人の通る範囲が重なるため、机だけの外形では実際の使われ方を表しきれません。
背後を人が通る配置では、画面が通行者の視界に入ることがあります。また、会話は周囲へ伝わります。背面対向式は正面の視線の重なりを避ける配置を表す言葉であり、視線や音を完全に隔てる個室とは異なります。