照明の範囲・光の届け方の用語
全般照明
読み方:ぜんぱんしょうめい
部屋や作業エリア全体を広く照らす照明です。通路を歩く、周囲の人や物を見るといった、室内で過ごすための基本的な明るさをつくります。
天井に複数の照明を配置する方法や、天井・壁で反射させた光を広げる方法などがあります。同じ部屋でも、背の高い収納やパーティションが光を遮ると、その後ろは暗くなることがあります。

書類を読む机にはデスクライトを加えるなど、タスク照明と組み合わせる使い方もあります。全般照明で周囲の明るさを確保し、タスク照明で作業する場所に必要な光を補います。
タスク照明
読み方:たすくしょうめい
書類を読む、文字を書くなど、特定の作業対象を照らす照明です。デスクライトのように、作業する場所の近くへ必要な光を届けます。
机に置くものや天板に固定するもの、棚などに取り付けるものがあります。アームや照明部分の向きを変えられるタイプは、照らす位置を調整できます。書き込む手の影や、画面への映り込みも、光を当てる向きによって変わります。

手元だけを明るくして周囲を暗くすると、視線を移すたびに大きな明暗差が生じます。そのため、部屋全体を照らす全般照明などと組み合わせ、周囲の明るさも確保して使います。
間接照明
読み方:かんせつしょうめい
天井や壁などに光を当て、その反射光で主に空間を照らす方法です。受付やラウンジ、執務スペースなどで使われ、天井や壁の広い面を明るく見せることができます。
反射して室内へ戻る光の量や方向は、天井・壁の色や仕上げによって変わります。同じ照明を使っても、反射させる面が変わると、室内の照らされ方も変わります。照明をくぼみや造作の裏に納め、光源を見せずに照らす方法もあります。

天井や壁を照らす間接照明に、デスクライトなどの直接光を組み合わせる使い方もあります。空間全体に光を広げながら、書類を読む机には必要な光を補います。
直接照明
読み方:ちょくせつしょうめい
照明器具からの光を、主に机や床などへ直接届ける方法です。天井の下向きの照明や、机の上を照らすデスクライトなどがあります。部屋全体を照らす場合にも、手元だけを照らす場合にも使われます。
光を出す方向や広がり方を「配光」と呼びます。同じ光の量でも、広く照らす器具と狭い範囲に光を集める器具では、机上の明るさの分布が変わります。光源と机の間に棚やパーティションがあると、その後ろに影ができます。

光源が直接目に入ったり、光沢のある天板や画面に映り込んだりすると、まぶしさが生じることがあります。