赤と白の2本でつなぐ音声ケーブルを見かけたことはありませんか? その先端に使われるのが、中心にピンがあるRCA端子です。
RCAは音声のほか、映像や同軸デジタル音声にも使われます。機器にある「AUDIO」「VIDEO」などの表示を読むと、同じ形の端子でも、何をつなぐためのものかが分かります。
RCAとは?
RCAプラグは、中心のピンと、その周囲の金属部分で接続する端子です。アナログ音声の赤白のペアでは、通常、白が左のL、赤が右のRに対応します。


| 表示・色の例 | 用途 | 接続するときに合わせるもの |
|---|---|---|
| AUDIO L/R・白/赤 | 左右のアナログ音声 | L/R、入力と出力、ライン信号の条件 |
| COAXIAL DIGITAL | 同軸デジタル音声 | デジタル入力と出力、対応する音声形式 |
| VIDEO・黄色 | コンポジット映像 | 映像出力と映像入力 |
| PHONO | 対応するレコードプレーヤーなど | PHONOとLINEの違い、機器の対応 |
PHONO入力は、対応するレコードプレーヤーなどのための入力です。一般的なLINE入力とは扱う信号の条件が違うため、つなぐ機器の出力に合う口を選んでください。
左右の音声を、1本ずつ接続する
RCAのアナログ音声は、左の音に1本、右の音に1本のケーブルを使います。左右をそれぞれ送るため、ステレオ音声をつなぐ赤白のケーブルは2本組になっています。
通常のRCAアナログ音声はアンバランス接続で、周囲の環境やケーブルの通し方によってノイズの影響を受けます。機器が指定するケーブルを使い、配線は必要な長さに収めましょう。
同軸デジタル音声では、1本のケーブルで音声データを送る接続もあります。赤白のアナログ音声とは送り方が違うため、互いにつなぐ場合は、対応する信号変換機器が必要です。
プレーヤーやアンプでの使用例
会議室のAV機器、音源プレーヤー、アンプ、小型ミキサーなどにRCA端子が使われます。プレーヤーの音をアンプへ送るなら、プレーヤーの「AUDIO OUT」からアンプの「AUDIO IN」へつなぎます。
音源機器AUDIO OUT L/R
RCAケーブル左右を対応させる
受け側の機器AUDIO IN L/R左右はL同士、R同士にそろえてください。色だけでなく端子名も見ておくと、近くにあるVIDEOなどの別の端子との取り違えを防げます。電源を入れる前に配線を見直し、小さな音量から使い始めましょう。
RCAに関するよくある質問
赤と白を入れ替えると、どうなる?
AUDIO L/Rの接続を片側だけ入れ替えると、左右の音が逆になります。両端を見て、LからLへ、RからRへつながるように直してください。VIDEOなど別の用途の端子へ挿している場合は、音声用の入力と出力へつなぎ直す必要があります。
同軸デジタル出力を赤白入力につなげられる?
デジタル音声をアナログ音声へ変換する機器を間に入れる方法があります。送り出す音声形式に対応した変換機器を使い、そのアナログ出力を赤白の入力へつなぎます。
黄色のRCAは音声用?
黄色のRCAは、コンポジット映像に使われる例があります。機器の端子に「VIDEO」とあれば映像用、「AUDIO」とあれば音声用です。接続先は、色と一緒にその表示を見て選んでください。