テレビやサウンドバーの背面には、「OPTICAL」「光デジタル」と書かれた差込口があります。ここで使う光デジタル音声は、音声データを光に変えて送る接続です。
ネットワークに使う光ファイバーも光で通信しますが、LC・SCなどのネットワーク用端子とは、形も用途も異なります。音声機器をつなぐときは、光デジタル音声用のケーブルを使います。
光デジタル音声とは?
この接続では、金属線に電気信号を流す代わりに、光でデジタル音声を伝えます。TOSLINKと呼ばれる光接続でも使われる仕組みです。


テレビから音を送る場合は、テレビの光デジタル出力と、サウンドバーなどの光デジタル入力をつなぎます。音声を受け取った機器が、データを再生して音を出します。
その際に、両方の機器で使える音声形式をそろえることも必要です。設定画面で見かける「PCM」は、音を数値に変えて表すデジタル音声方式の一つです。
光で音声を送る利点と、使える音声形式
光デジタル音声では、信号を伝える区間を電気的につながずに音声を送れます。電気の信号でつなぐアナログ音声とは、ケーブルの中で音を運ぶ方法が違います。
再生できる音声形式は、出力側と入力側の機器によって決まります。送り出した形式を受け側で扱えないと音が出ないことがあるので、テレビの設定と音声機器の仕様を合わせて使います。
| 見る項目 | 表示や仕様の例 |
|---|---|
| 送る側と受ける側 | OPTICAL OUTとOPTICAL IN |
| 端子の形 | 機器の差込口に合う光デジタル音声ケーブル |
| 音声形式 | PCMや、各圧縮音声形式への対応 |
| 配線する場所 | 必要な長さ、メーカー指定の曲げ方、抜けや折れ |
テレビ・サウンドバーでの使用例
テレビの音をサウンドバーで聞きたい場合は、テレビの光デジタル出力から、サウンドバーの光デジタル入力へつなぎます。テレビの音声出力先と、サウンドバー側の入力を、この接続に合わせて選んでください。
テレビ光デジタル出力
光音声ケーブル対応する形状
音声機器光デジタル入力同じ接続は、対応するAVアンプや音声変換機器などにも使われます。つなぎたいスピーカーなどがアナログ入力だけの場合は、光デジタル音声をアナログへ変換する機器を間に入れる方法があります。変換する向きと、使う音声形式が合う製品を選びましょう。
光デジタル音声に関するよくある質問
接続したのに音が出ないときは?
テレビの音声出力先と、音声機器の入力先を見てみましょう。接続先が合っていれば、次にテレビから送る音声形式を見てみましょう。両方の機器がPCMに対応している場合は、テレビの設定をPCMへ変えることで音が出ることがあります。設定名や操作は機種によって異なるので、説明書の音声出力の項目を見てください。
ケーブルの先が赤く光っているか見ればよい?
端面をのぞき込まず、機器の入力表示や音声設定から調べてください。光が出ていても、音声形式や選択中の入力が合っているかは別の問題です。音が出ないときは、上の手順で接続先と音声形式を見直しましょう。
RCAの同軸デジタルへ変換できる?
光の信号と電気の信号を変換する機器を使えば、接続できます。光出力から同軸入力へつなぐのか、その逆なのかを決めてから、使いたい音声形式にも対応する製品を選んでください。