パソコンとプリンターをつなぐ線が「ケーブル」、線や機器をつなぐ接続部分が「コネクター」や「端子」です。この図鑑では、ケーブルの先端を「プラグ」、機器の差込口を「ポート」と呼びます。
手元のケーブルを調べるときはプラグの写真を、パソコンの差込口を調べるときはポートの写真を見てみてください。
ケーブルと端子の役割
ケーブルは、機器の間でデータや電力を運びます。例えば、パソコンと外付けSSDをUSBケーブルでつなぐと、そのケーブルを通じて写真や書類のデータをやり取りすることができます。両端の接続部分は、それぞれの機器の差込口につながります。
パソコン機器側のポート
ケーブル両端のプラグ+線
周辺機器機器側のポート| 呼び方 | 指しているもの | 身近な例 |
|---|---|---|
| ケーブル | データや電力を運ぶ線と、その接続部分 | USBケーブル、LANケーブル |
| コネクター・端子 | 線や機器をつなぐ接続部分 | USB-Cコネクター、HDMI端子 |
| プラグ | 主に、ケーブル側の差し込む部分 | HDMIケーブルの先端 |
| ポート・差込口 | 主に、機器側で接続を受ける部分 | パソコンのUSBポート |
説明書では、差込口を「ジャック」「レセプタクル」と呼ぶこともあります。機器の電源を受ける口は「インレット」とも呼ばれます。名前だけではどの部分か分からないときは、説明書の写真や接続図と見比べてみてください。
プラグはケーブル側、ポートは機器側
同じUSB-Cでも、ケーブルの先端とパソコンの差込口では形の見え方が違います。画像を検索するときは、「USB-C ケーブル側」「USB-C 差込口」のように、調べたい側も指定してみてください。


USB-Cは充電、SSDとのデータ転送、モニターへの映像出力などに使われます。ただし、同じ形でも対応する機能は製品によって異なります。商品説明で、使いたい機能に対応しているか確かめてください。
「USB-C」は接続部の形の名前です。「USB 2.0」「USB 3.2」はデータ通信の規格を表します。同じUSB-Cの形でも、ケーブルが対応する通信方式や、送ることができる電力は異なります。
商品名では、両端の形、通信方式、給電能力、映像への対応を分けて確認してください。充電用のケーブルをモニターにも使いたいなら、そのケーブルが映像の伝送に対応していることも必要です。
ケーブルは両端の形と用途で選ぶ
パソコンとプリンターをつなぐUSBケーブルには、両端の形が違うものがあります。パソコン側がUSB-A、プリンター側がUSB-Bなら、片端がUSB-A、もう片端がUSB-Bのケーブルを使います。商品名の「USB-A―USB-B」は、この組み合わせを表しています。
同じUSB-B端子のプリンターを、USB-Cポートのパソコンにつなぐなら、データ通信に対応した「USB-C―USB-B」のケーブルを選びましょう。プリンター側の端子を説明書と実物で確認し、もう一方をパソコン側の形に合わせてください。


購入するときは、両端の形と用途に合うケーブルを選びましょう。相談する場合は、「このパソコンから、会議室のモニターへ資料を映したい」のように、つなぐ機器としたいことを伝えてください。機器の型番と両方の差込口の写真もあれば、相談相手が仕様を調べることができます。