ケーブルや機器の表示の読み方

差込口のそばにある「HDMI」、充電器に書かれた「65W」、ケーブルの商品説明にある「10Gbps」。こうした表示には、端子の名前や、送れる電力、データを送る速さが書かれています。

モニターをつなぎたいときは映像の表示、充電器を探すときは電力の表示というように、使いたいことに合わせて読むと、必要な情報を見つけやすくなります。

表示は、差込口・ケーブル・本体ラベルにある

端子の名前は差込口の近く、ケーブルの性能は線の表面やパッケージ、電源の条件は充電器やACアダプターのラベルに書かれています。

表示を探す場所 表示の例 分かること
機器の差込口付近 USB、HDMI IN、LAN、LINE 何をつなぐ差込口か
ケーブルの表面・パッケージ CAT.6A、USB 10Gbps、品番 ケーブルの性能や種類
ACアダプターの本体 INPUT、OUTPUT、V、A コンセント側と機器側の電源条件

差込口の近くに名前が見つからないときは、本体の底面や背面にある型番を使って、メーカーの説明書を探してみましょう。製品名が似ていても仕様が違うことがあるので、型番は末尾まで入力してください。

ラベルを写真に残す場合は、型番や端子名が読める範囲を撮っておくと、機器の裏側を何度も見直さずに済みます。パスワードなどが同じラベルに書かれている場合は、共有する写真に写さないでください。

名前・マーク・数字は、それぞれ何を表す?

「USB-C」は端子の形、「10Gbps」はデータを送る速さ、「65W」は電力を表します。同じ商品説明の中にあっても、それぞれ違う性能について書かれています。

表示 意味 読むときのポイント
USB-C、HDMI Type A 端子の形の種類 つなぐ機器の差込口と見比べる
Mbps、Gbps データを送る速さや伝送帯域の単位 通信方式と一緒に読む
W(ワット) 使う電力・送れる電力 充電器全体か、1ポートの値かを見る
V(ボルト)、A(アンペア) 電圧・電流 INPUTとOUTPUTを読み分ける
IN、OUT 入力・出力 信号を受ける側か、送る側かが分かる
LINE、TEL 電話回線や外付け電話機の接続先 機種の接続図と照らし合わせる

充電器に「最大65W」と書かれていても、2台を同時につなぐと、45Wと20Wに分かれる製品があります(例)。パソコンとスマートフォンを一緒に充電するなら、「2ポート使用時」の出力まで見ておきましょう。

ケーブルの「240W対応」は、そのケーブルが扱える電力の上限です。実際に送る電力は、充電器とつないだ機器がやり取りして決めます。

型番から、必要な仕様を探す

メーカーの製品ページには、「インターフェース」「入力・出力」「対応機器」などの仕様欄があります。パソコンのUSB-Cを調べる場合も、モニターへ映したいのか、充電したいのかで読む項目が変わります。

したいこと 仕様欄で探す項目
モニターへ映したい 映像出力、DisplayPort Alt Mode、対応解像度・Hz。変換器を使うときは変換方向も確認
パソコンを充電したい USB PD受電、使える充電ポート、推奨電源。充電器とケーブルの対応電力も確認
外付けSSDへファイルを移したい パソコン・SSD・ケーブルのUSB通信方式と転送速度

例えばUSB-Cの欄に「DisplayPort Alt Mode対応」とあれば、そのポートはDisplayPort方式の映像出力に使えます。あとは、モニターの入力やケーブルも、表示したい解像度・Hzに対応する組み合わせを選びましょう。