封筒・厚紙・はがきを印刷する機種選び
使いたい封筒や厚紙が決まっているなら、その現物や品番を見せて選ぶのが確実です。同じ「封筒対応」でも、使えるサイズや紙の種類、入れるトレイが違うことがあります。
紙が通るかだけでなく、普段の量を手間なく印刷できるかまで見ていきましょう。

用紙のパッケージで分かること
封筒なら種類とサイズ、厚紙なら坪量や表面加工、ラベルならメーカーと品番が手がかりになります。坪量は紙1平方メートル当たりの重さで、g/m²という単位です。紙の厚さそのものを表す数字ではありません。
「名刺くらいの厚さ」だけでは使える紙か判断しにくいため、パッケージや仕様を見せると話が進みます。その紙が印刷方式に合い、機種の説明書で使用を認められているかを確かめてください。
使えるトレイとセット枚数
封筒や厚紙は、手差しトレイだけで使う、普通紙より少ない枚数をセットするといった条件が付く場合があります。両面印刷ができるかも別に確認が必要です。
月に数枚なら手差しで十分でも、毎日大量に出すなら、何度も紙をそろえて補充する作業が負担になります。使う頻度と枚数に合わせて、給紙方法も選びましょう。
安全な試し刷り
試し刷りは、使ってよい用紙と給紙方法を確認してから行ってください。対応が分からない紙を、とりあえず通してみるのは避けましょう。販売・保守担当者に、試せる条件と方法を相談できます。
試す際は、文字の位置やかすれに加え、しわ、反り、汚れ、紙の送り具合も確かめてください。きれいに印刷できても、数枚ごとに補充する必要があるなら、その手間で続けられるかも考えてみてください。
本体とパソコンの用紙設定
実際に入れた紙と、本体・パソコン側の用紙サイズや種類を合わせてください。紙の種類によって、機器の動き方や速度が変わる場合があります。
速く出すために厚紙を普通紙として設定する、といった使い方はしないでください。用紙に合った設定を守る必要があります。
複数人で使うなら、封筒用の印刷設定や紙の保管場所をそろえておくと、普通紙との取り違えを減らせます。登録できる設定は、機種やドライバーで確かめましょう。
大量に使う場合の選択肢
封筒やラベルを日常的に大量に出すなら、専用プリンターや外部出力も比べられます。用紙への対応に加え、補充の回数、印字位置、仕上がり、管理の手間を見てください。
相談するときは、「この品番の紙を、1回に何枚、どのくらいの頻度で、片面か両面か」と伝えると具体的です。対応機種の中から、日々使いやすいものを選べます。